ある日、狩猟に出かけたアメリカのルーズベルト大統領が、瀕死状態のクマに出くわし、「瀕死のクマを狙うのは、スポーツマンシップに反する」と、そのクマを撃つことはしませんでした。このことがニュースとなって、大統領のニックネームから「テディ」と名付けられ、クマのぬいぐるみが流行しました。それがテディベアと呼ばれるようになりました。
ヨーロッパやアメリカでは、テディベアは幸せを運んでくるといわれ、部屋のなかに一つはおいてあるというほどの人気でした。
もともとは「テディベア」が由来で、縁起物になっていったらしいです。
ウェディングベアの原型となっているのは、テディベアです。
クマを意味する「bear」には、テディベアは贈り物として人気になりましたが、生む・生み出す・耐える・支えるという意味も含まれていますので
苦難に耐え幸せになれますように、また子宝に恵まれますようにとの願いを込めて、結婚する女性に贈られるになっていったらしい。
やがて、ぬいぐるみのテディベアと区別してウェディングベアと呼ばれるようになり、ベアにタキシードやウェディングドレスの衣裳着けたペアを作るのがようになりました。羽織はかま姿と白無垢の「和装ウェディングベア」も誕生しています。
また思い出のコスチュームを着せたりしたウェディングベアも見られます。
生まれたときの体重と同じ重さに作られた、熊のぬいぐるみなどのことをウェディングベア(体重ベア)といいます。
2000年頃から始まったようですが、披露宴のクライマックスシーンのアイテムの一つ、両親への感謝を込めての贈り物にご用意される方が増えています。ぬいぐるみの足の裏などにメモリアルデータ(名前・身長・体重・生年月日・誕生時刻・胸囲・頭囲)などを刺繍することが出来ます。また思いを込めたメッセージを刺繍したりといろいろ工夫されています。お式のあとも部屋のインテリアとして飾る事ができるため、記念に残る贈り物となります。
より生まれた時の事が実感できる大きさのものをということで、身長も体重もあわせられる身長体重ベアも作られています。